赤ちゃんが寝なくて困ってるなら試すべき!ねんねトレーニングの効果は本物⁈実践した結果!
こんばんは。
働く(予定の)ママにとっても、専業主婦のママにとっても、赤ちゃんを育てるうえで睡眠が取れているかどうかは、とても重要な問題ですよね。
今回は、寝てくれない我が子に悩んで死にそうだった私を救ってくれた、「ねんねトレーニング」に関する本と、私が実践したやり方についてまとめました。
泣き続ける赤ちゃんにお手上げ、自己嫌悪
新生児の頃は、昼夜問わず泣き続ける赤ちゃんにも必死で対応できていても、赤ちゃんがいる生活に慣れてくると、夜に何度も子供の泣き声に起こされることが辛くなってきますよね。
小さなわが子が可愛いのに変わりはないはずなのに、夜中に充分な睡眠が取れないことで疲れが溜まると、体調がおかしくなり、精神的にもイライラしてきます。
そんな時に、同じ時期に出産した友人が「うちの子はよく寝てくれるから~」「昨日も〇時間も起きなくて焦った~」などと言っているのを聞くと、羨ましいを超えて妬ましくさえ思ってしまったり、
たとえ寝てくれない赤ちゃんを育てている仲間がいたとしても、その人の方が自分より気持ちに余裕を持って子育てできているような気がして、どちらにしても自己嫌悪に陥ります。
自分を責めないで
自分が疲れていると、何も悪くない夫や家族にもイライラしてしまいがちです。
でも、満足に眠れない日が何か月も続くと、精神的に余裕がなくなるのは人間として当たり前だし、個人差もあるので、いくら周りの人から「赤ちゃんは泣くのが仕事だからイライラしても仕方ない」などと言われても、人と比べて「自分ばかりしんどがりすぎ?」なんて悩む必要はないんです!
でも私も当時は、慣れない育児と、眠れない日々にすごーくストレスが溜まっていました。
まだ首も座っていない我が子にイライラし、怒鳴りつけたりしては、自分はダメ親だと思って落ち込みました。
今思い出しても泣けてきます・・・
でもきっと、同じ思いを抱えて夜中戦っているママ達もいるはずです。
子供の様子にも体質にも個人差があるのだから、精神面でも個人差はあるのが当たり前。
ただ眠れなくてイライラしてるんじゃない。
泣き叫ぶ我が子をどうにかしなければいけない使命があるのにどうにもできない、自分の不甲斐なさにイライラするんです。
だから、そのメンタルの不安定さも、愛があってこそだと思います。
「ねんねトレーニング」とは
私がすごーくしんどかった産後3週間の時、「ねんねトレーニング」の本に出会いました。
知り合いが実践して効果があったと聞いたので、早速入手しました。
「ねんねトレーニング」とは、生後6ヵ月頃から、一人でベッドでネンネできるようにトレーニングする方法で、早ければ3日程度で一人でベッドで寝つけるようになるという、悩めるママたちには魔法のような方法です。
当時は「生後6ヵ月まで待てない!」と思ったのですが、藁をも掴む思いでとにかく読み始めてみたところ、新生児の頃からでも昼夜の区別をつけさせるための工夫がいくつか書かれていて参考になりましたし、何より、それを実践していくこと自体が私にとって精神安定剤の役割もあったと思います。
一冊の文庫本になるくらいですから、色々と書かれすぎて分からなくなってきたりもしますし、もちろん、本に書かれている通りには進まないこともあり、くじけそうにもなります。
でも「こういう方法がある」と知れたこと、完璧にはいかなくても、できる範囲でなるべく近い方法で自分なりに試してみることができたことは、本当に良かったです。
結果、生後9か月頃~授乳のタイミングで泣く以外は一人でベッドで眠れるようになり、1歳で断乳してからは一晩通して寝てくれるようになっていきました。
日本の文化では理解されにくい部分も
この「ねんねトレーニング」の方法は、「子供を一人で寝かせる」ので、家族が川の字で寝るのが基本である日本人には馴染みにくいことがあります。
なので、良かれと思ってこの方法を勧めてみても、微妙な反応をするママもいます。
すごく悩んでる人がいたら、「こんな方法もあるみたいよ~」くらい軽めに話してみるくらいが良いかもしれません。
どんなに悩んでいても「一人で寝かせる」ことに反対の人は、なかなか実践するのが難しいと思います。
実践
「ねんねトレーニング」は、生後6ヵ月過ぎから本格的にスタートしますが、生後3週間以降からできる、昼夜の区別をつけるための方法についても書かれています。
ここでは、生後3週間ごろから気を付けられるポイントをまとめてみました。
本にはさらに詳しく実践の方法とコツ、注意事項なんかが書かれています。
<生後3週間過ぎ~>
・夜中のオムツの取り換えは、本当に濡れているときだけ
・夜中の部屋は最低限の明かりにして、授乳後はすぐにベッドへ寝かせる
・夜中眠らなくても、遊びの相手をせず静かにしておく
<生後4週間~>
・授乳間隔を3時間以上あける(夜中目を覚まして泣いていても、次の授乳の時間までは授乳しない)
・寝る前の最後の授乳の時間を同じ時刻に決める(ママが眠る直前の時間。夜11時~12時頃)
<生後5~7週間以上~>
・起きているうちにベビーベッドに寝かせる(このとき必要以上に静かにせず、日常の雑音はそのまま過ごす)
・昼寝が長くなりすぎたら起こす
この時点で、結構衝撃的ですよね。私には、昼間とはいえ寝ているのをわざわざ起こすことも、泣いているのに授乳しないことも目から鱗でした。
びっくりポイントも、個人差があるかもしれませんね。
<そして生後6ヵ月~>
ベビーベッドに寝かせたら泣いていても部屋を去り(部屋の扉は声が聞こえるように少し開けておく)、泣き止まなければ数分後に優しく声をかけたりして、また1分以内に部屋を去り、また数分後に様子を見に行く・・・というのを繰り返すうちに、本人の力で一人で眠れるようにしていく方法です。
この方法は、言わば「泣いている赤ちゃんを放っておく」方法なので、なかなか根気がいります。泣いていても、〇分間は様子を見に行かない!と夫婦で決めておかなければ、泣き声に根負けしてしまい、なかなか進めることができません。
でも少し頑張れば、確実に変わっていくのを感じられるはずです。
本に書かれていることと現実とのギャップ
私の子の場合「抱っこから降ろすと泣く」パターンだったので、例えば「起きているうちにベッドに」なんて書かれていても「え、どうやって?」という感じで、まあ無理でした。
そういう時私は、一度ベッドに置いてはみるけれど、泣きだしたら抱っこして、抱っこしたまま朝を迎えたりもしながら、「部屋を暗くする」など少しずつできることだけを実践していきました。
そのように、なかなか本の通りは進まないのですが、赤ちゃんもどんどん成長して、少しずつ変化していきます。
新たな悩みが出てくる度に、私は本を開いて読み進め、その都度次の方法を実践していきました。
気づいた頃にはかなり楽に
生後半年を過ぎて本格的にベビーベッドで一人で寝かせるようになってからも、寝つきが悪い日や夜中2回以上起こされる日もありましたが、かなり少なくなり、私の睡眠時間も確保できるようになってきました。
それでも授乳中は、1~2回は夜中に起こされ授乳をしていましたが、断乳してからは、それもほとんどなくなりました。
でもやっぱり急に泣き出すことがあったりもしましたが、「基本的に一人で寝る」というのが身についているからか、たまに泣いたときだけ一緒の布団で寝るなどして過ごしていました。
2歳半になっている今は、眠りも深くなり、体調不良以外で夜中に起きることはなくなり、あのころ悩んでいたのを懐かしく思えるくらいです。
まとめ
・「ねんねトレーニング」の効果は確か!
・完璧にはいかないが、少しでもママが楽になれるヒントが満載!
・本の通りにいかないときは、自己流も取り入れながら進めればOK!
最後に
ご夫婦で意思を固めておく方が成功しやすいです。ぜひ旦那さんにも説明して、一緒に頑張ってみてください。
あと、くれぐれも実践するときは、赤ちゃんの体重増加が順調で健康な時にしてくださいね。